農産物紹介
☆食用馬鈴薯☆
広大な大地が広がる美幌町の馬鈴薯は約1,550ha栽培しており、主要作物となっております。馬鈴薯といっても様々な用途があり、皆様の食卓へお届けする「食用馬鈴薯」、ポテトチップスやサラダ、コロッケなどに加工される「加工用馬鈴薯」、澱粉の原料となる「澱原用馬鈴薯」、翌年の種となる「種子用馬鈴薯」があります。
各用途の品種をご紹介します。
- 食用馬鈴薯
一般的に市場を通じて、スーパーや八百屋さんに陳列されて、皆様の食卓へお届けしています。
品種・・・男爵、メークイン、キタアカリ、とうや、サッシーなど - 加工用馬鈴薯
ポテトチップスやサラダ、マッシュポテト、コロッケなどに、加工されて皆様にお届けしています。
品種・・・トヨシロ、スノーデン、きたひめなど - 澱原用馬鈴薯
その名の通り、でん粉に加工されて様々なものに(カップ麺等)使用され、皆様にお届けしています。
品種・・・コナフブキ、アーリースターチなど - 種子用馬鈴薯
翌年の作付け用としての更新用種子や、道内、道外の他産地へ移出販売している種子があります。
☆播種作業から出荷までの流れ☆
ここからは播種作業から収穫・選別・出荷までの一連の流れをご紹介します。
播種作業
播種とは、その名の通り種を播く作業のことです。ポテトプランターと言われる機械で種芋を等間隔に播いていきます。
培土作業
芋の周りの土の温度・水分を一定に保ち、馬鈴薯に日光が当たり緑色にならないよう25cm位の高さに土寄せします。緑色に変色した馬鈴薯は食べられません
防除作業
各病害虫の防除を行います。
収穫作業
専用のポテトハーベスターで収穫を行います。
収穫が終わった馬鈴薯はトラックにて、美幌広域連に運ばれ貯蔵、選別されます。
☆選別の流れ☆
1次選別
コンテナから開けたすぐ直後に製品、外品を仕分けします。
2次選別
ブラシがかかった馬鈴薯の肌や1次選別にて仕分けできなかった馬鈴薯を仕分けします。
重量による規格分け
重さにより規格分けされラインに流れます。
3次選別
ここで製品・外品の最終チェックを行いダンボール詰めへ
ダンボール詰め
1ケース10㎏に計量され出荷されます。
出荷を待つ馬鈴薯
美幌広域連では、JAびほろ、JAめまんべつ、JAつべつ、で生産される食用馬鈴薯を貯蔵、選別、販売しており、8月下旬から翌年4月まで作業が行われております。
JAびほろでは、クリーンポテト、サッシーといった馬鈴薯の販売もしています。