ブックタイトルJAびほろ広報 グリーンタイム 2018年4月号(No.626)

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概要

JAびほろ広報 グリーンタイム 2018年4月号(No.626)

身近にあるICT化としてはRTK‐GPSがあります。名称はリアルタイムキネマティックGPS測量の略で、既知点からの補正観測情報を携帯電話や無線を利用して移動局に送信し、移動局の位置をリアルタイムで測定する方法をいいます。近年よく耳にすることが多くなっている「スマート農業」「ICT化」とは、ロボット技術や情報処理技術(ICT)等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業の仕組みを言います。JAびほろで取り組んでいる内容としては、RTK-GPS基地局設置による自動操舵システム支援、無人航空機(ドローン)又は衛星画像を利用した生育確認などが挙げられます。実際に技術を導入することでどのような効果が期待できるのか?・規模拡大や労働力不足の支援・解消・精密農業による肥料・農薬等のコスト削減・土壌条件及び生育条件に適した肥料等の投入(可変施肥・適正な施肥設計)による生産量・品質の高位平準化この他にも多くのメリットが期待できます。スマート農業・ICT化新しい農業の取り組み《活用事例》RTK‐GPSは位置情報の誤差が三~五cm程であるため播種作業や管理作業、作物によっては収穫作業で同一の畝幅で作業することができます。追肥や防除などでかけあわせが少なく散布量も減っているのでコストを抑えることができます。一度圃場の位置情報を取得しておけば翌年の営農に活用が可能です。また、操縦者の経験年数が浅くても圃場内をまっすぐトラクターを進行させることができるため限られた労力の中でも均一な作業・短時間で仕上げることが可能です。近年、急速に普及している技術では無人航空機(ドローン)があげられます。ドローンは作物の生育調査に使用されており、その日の生育を即時に確認することができます。《活用事例》現在ドローンを導入している方にお話を聞きました。小麦の刈り取り順番を決めるマップ作りでドローンを使用しており、可視光線(人の目で見える光)で写真を複数撮影し、合成して一枚の写真を作成しています。この写真は小麦の生育をスマート農業・ICTとは無人航空機(ドローン)RTK‐GPSRTK‐GPS位置情報配信イメージ衛星(既知点)作業機(移動局)基地局JAびほろRTK‐GPS基地局利用者数の推移平成26年28戸33ライセンス平成27年41戸58ライセンス平成28年57戸86ライセンス平成29年67戸97ライセンス今月の運勢【双子座】5/21?6/21【全体運】知的ジャンルにつき。専門書を読んだり、情報収集に励んだりすると、うれしい発見あり。グループレジャーも吉。【健康運】運動不足になりがち。小まめに動くこと。【幸運を呼ぶ食べ物】タケノコ4身近にあるICT化としてはRTK‐GPSがあります。名称はリアルタイムキネマティックGPS測量の略で、既知点からの補正観測情報を携帯電話や無線を利用して移動局に送信し、移動局の位置をリアルタイムで測定する方法をいいます。近年よく耳にすることが多くなっている「スマート農業」「ICT化」とは、ロボット技術や情報処理技術(ICT)等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業の仕組みを言います。JAびほろで取り組んでいる内容としては、RTK-GPS基地局設置による自動操舵システム支援、無人航空機(ドローン)又は衛星画像を利用した生育確認などが挙げられます。実際に技術を導入することでどのような効果が期待できるのか?・規模拡大や労働力不足の支援・解消・精密農業による肥料・農薬等のコスト削減・土壌条件及び生育条件に適した肥料等の投入(可変施肥・適正な施肥設計)による生産量・品質の高位平準化この他にも多くのメリットが期待できます。《活用事例》RTK‐GPSは位置情報の誤差が三~五cm程であるため播種作業や管理作業、作物によっては収穫作業で同一の畝幅で作業することができます。追肥や防除などでかけあわせが少なく散布量も減っているのでコストを抑えることができます。一度圃場の位置情報を取得しておけば翌年の営農に活用が可能です。また、操縦者の経験年数が浅くても圃場内をまっすぐトラクターを進行させることができるため限られた労力の中でも均一な作業・短時間で仕上げることが可能です。近年、急速に普及している技術では無人航空機(ドローン)があげられます。ドローンは作物の生育調査に使用されており、その日の生育を即時に確認することができます。《活用事例》現在ドローンを導入している方にお話を聞きました。小麦の刈り取り順番を決めるマップ作りでドローンを使用しており、可視光線(人の目で見える光)で写真を複数撮影し、合成して一枚の写真を作成しています。この写真は小麦の生育を