ブックタイトルJAびほろ広報 グリーンタイム 2016年9月号(No.607)

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概要

JA美幌の組合員向け広報誌 グリーンタイムを紹介します。

第4回 ライファイゼンの農村信用組合ドイツではイギリスよりも少し遅れて産業革命が起こりました。やがてドイツの農村にも貨幣経済の波が押し寄せ、商人の収奪が横行する中、資金を年率100%という法外な金利で貸し付ける「高利貸し」に頼らざるを得ない状況となり、さらにこれとあわせて凶作が発生するといった悪循環に陥っていました。こうした惨状を目の当たりにしたライファイゼンは、すすんで富裕者の寄付を仰ぎ、慈善組合を作って困っている人に食糧を与えたり貸付を行ったりしましたが、すぐに事業は行き詰まってしまいました。ライファイゼンは失敗した原因を考えた結果、人に頼り切るのではなく、何よりも自助の精神が基本になければならないと悟ったのです。こうしてライファイゼンは1862年に初めての農村信用組合を作りました。この農村信用組合は高利貸しに対抗するための仕組みとして、組合員相互が無限責任を負う(他の組合員の負債を連帯保証する)ことで信用力を高めながら、金融業者からまとめて金を借りて、それを組合員同士で低利で融資するものでした。その後、ライファイゼンの農村信用組合は信用事業だけではなく、販売事業や購買事業も行うようになったのです。こうした信用事業を核とした総合事業の発想は日本の産業組合、現在の農業協同組合のモデルになったといわれています。ライファイゼンが引用したといわれる「一人は万人のために、万人は一人のために」という言葉は今も生き続けているのです。F.W.ライファイゼン(1818 ~ 1888年)ドイツの農村信用組合の創始に尽力した。~その意義と役割~J 今こそJA!各地区の施工内容土壌改良16.8258.8518.041.48心土破砕25.2581.1024.763.04除礫-2.500.441.48客 土14.1213.16--暗渠排水29.7065.848.5752.65区画整理-12.90-1.57予算額(百万円)145287110175田中地区豊栄地区昭美地区稲都福梅地  区(ha) 平成28年度道営土地改良事業秋工事が、いよいよスタートしました。 工事期間中に農作物の収穫繁忙期を迎えるため、農作業に極力支障が出ないよう施工しますので、組合員の皆様のご理解・ご協力をお願い致します。道営土地改良事業秋工事始まる!! 着工前 心土破砕完了 基盤仕上げ完了5 今月の運勢【蟹 座】6/22~7/22【全体運】スムーズに人脈のネットワークを広げられます。初対面の人にも気さくに話し掛けて。新ジャンルへの挑戦も吉。【健康運】健康法に凝り過ぎず、自然体で過ごして。 【幸運を呼ぶ食べ物】サケ